【Playback】とうとう伊江島に渡ったぞ 「伊江島」「石くびり」

だいちゅけくん

2020年05月19日 05:00

おはようございます。だいちゅけブログです。

火曜日燃えるゴミの日です。明後日の21日からまた新たなフェイズに入るんでしょうかね?我が社は今のところ5月一杯は今の状態で進めるとの事ですので、まだまだ手応えの無い仕事が続きます。

営業成績も上期中はとやかく言われないのでしょうか。嬉しくも物足りない仕事だなぁと気持ちが上がりませんね。

さてそんな朝に紹介するのは2017年11月23日の勤労感謝の日の出来事です。沖縄を巡りまくっているとは言いながら、あの頃だいちゅけはまだ離島に行ったことがありませんでした。

そんな思いで勇んで離島に行ってみることにした話を蔵出しの蔵出しします。宜しくお付き合い下さい。

//////////以下2017年11月の記事です////////////

勤労感謝の日。良い夫婦の日でもある。この休み
を利用して、初めての離島に挑戦した だいちゅ
けだ。とは言え伊江島だぜぃ(笑)。



この船だ。



これは前々回の「美ら海水族館」を紹介した際
の画像。北部本部半島からすぐそこに見える
”離島”だ。真ん中にもっこりと山が見える。

事のきっかけは前日の深夜。何処かに出掛けよ
うと思案していたら・・・。



そうだ!伊江島だ!

何かが降りて来たのかもしれないな(笑)。

急な思いつきではあったけど、当日は少し早め
に起きたぞ。

那覇から本部の港までは車で約1時間ちょっと
(沖縄自動車道経由)なので、出港の10:00
に照準を定め、逆算しつつトイレで余裕を
ぶっこいていたが。

えーと・・・10:00だから・・・何時に出れば
なんて時刻表を見ていたら・・・ん??

やべー!見ていた時刻表は「伊江島発」だよ!!

「本部港発」は9:00!うえー!

急げぇ~!急にあたふた・・。↑↑↑のフェリー
乗り場に出港20分前に滑り込んだ。

なにしろ夏に満席で慶良間諸島行を逃している
ので、今回も同じ轍を踏むわけにはいかないと
マジ真剣。

しかーし・・・本部港は緩やかなムード。夏が
終わればこんなもんなんだよね。



フェリーで30分。離島と言っても目の前だか
ら居眠りする暇もないくらい。

前日に思い立った伊江島行だったので、リサー
チが甘くて何も分かってないぞ!!

取り敢えず。



自分の足を信じてチャリを借りよう。

一日1,000円なんだよね~。お得!!

貸出の手続きをしていると、おねぇさんが「結
構坂がきついですよ。レンタカーは3,000円
ですけど」と、身体をいたわってくれたが、
「いや!運動も兼ねてチャリで行きます」
ときっぱり!大丈夫なんか?おい?



さぁ漕ぐぞ。やったるでぇ〜!!

わしょいわっしょい!

こぎこぎ・・・。こぎこぎ・・・うぉぉぉ!
なんだ!?結構疲れるぞ~

ママチャリはきついわ。普段自転車を漕がない
ので坂のキツさを忘れていた。ギアチェンジで
ギアを軽くするも、全く進まない。

きっついぞ!もう立漕ぎじゃないと登れんぞ!
おいおい!これで一日もつのか?↑↑↑の画像
は伊江島の役場だ。田舎ぁ~(笑)。最近巨人
の阿部慎之助が伊江島の観光大使に就任した
のを思い出す。なんでココなん阿部ぇ~?

やべぇ。もう漕げない・・・。

自転車を降りて自転車を押すだいちゅけ。かっ
ちょわりーなぁー!ハァハァ。ハァハァ。



目指すはアノ山だ。アノ山は城山(タッチュー)
と言う300mちょっとの山で、伊江島のシンボ
ルなのだ。

この坂ごときに負けるのか?だいちゅけ。



文化財として保存されている「公益質屋跡」。
実は沖縄戦の中でココ伊江島も甚大な被害を
受けており、この質屋に開いている穴は米軍
の砲撃によるものだ。

東洋一の飛行場を持っていた伊江島、沖縄本島
上陸の前に米軍はココ伊江島を占領し、日本軍
の飛行場を利用して、本島攻撃の足掛かりにし
たのだ。

井川正少佐率いる伊江島守備隊2,700名は全滅し
住民を合せて3,500名の尊い命が失われて
いる。



汗だくで登山口に到着。車ならもうちょっと上
の駐車場まで登っていけるんだけど、自転車で
のアプローチは結構キツイんだよね。



自転車を止めてキツイ階段を上がる。

この景色は駐車場からの景色。本部半島が見える
あの辺が美ら海水族館辺りかな?



だいぶ近づいて来たけど、本来はこの駐車場が
登山のスタートなんだよね~。既にここまで
登ってだいちゅけはヘトヘト。



オイオイ!この階段かよ?なんだか垂直に上が
っていく感じじゃね?



途中観光のおばあさんに追いつく。

「足大丈夫ですか?」

と尋ねると・・・。

「ゆっくり上がるから先に行って下さい」

と。頑張るなぁ・・・。



10分ちょっとで山頂に到着。もう息が上がっち
ゃているよ。この季節で良かったわ。夏だった
ら大変なことになってたよ。



いやぁ〜クタクタだけど気持ちがいい!本部半
島を臨み景色を堪能していると、伊江島出身の
お兄ちゃんが、

「久々に伊江島に戻って来たんで城山に登って
みようとやって来ました。」


と語っていた。やはり城山は伊江島のシンボル
なんだなぁ~と思いつつ、足が笑っちゃって
大変



自転車を止めた場所に戻っていく途中、一つの
お墓に気づいた。何?墓標には陸軍大佐井川正
と刻まれている。あ!ココは井川守備隊長の
お墓なんだな。

死後に二階級特進しているから階級は少佐から
大佐になっているんだよと、妙に納得するだい
ちゅけ。

太平洋戦争後期、太平洋の島々で多くの部隊
が玉砕しているが、大本営は「二階級特進」
の名誉をちらつかせて現場を鼓舞してきた
んだよ。

人の命は「二階級特進」じゃねーだろ・・。
やっぱり戦争はダメだ。

さてさて島を巡るか・・・と意気込んだ矢先、
ぽつぽつと雨が降り始めた。

風も結構強いし「レンタカーにすれば良かった」
と一抹の後悔がよぎる。


あー!漕ぐのいやだぁー!!





漕いで濃いで城山を臨む。雨!風!




ここも名所「湧出(ワジー)」。風が強くて観
光どころじゃないよ~。踏んだり蹴ったりだ
なぁ。それでも観光を続けるだいちゅけ。



だーれもいない。取り敢えず「来た」と言うこ
とでお許しを・・・。これ観光なんか??

さて小雨の中、自転車こぎこぎ。



なんだ?伊江島空港?

今は使用されていない伊江島空港。ひっそりと
しているな。だーれもいないよ。下り坂をスー
っと・・・ん?



ゴヘズ洞穴?原始人が住んでいたらしい。




この洞穴からは更に下りの坂で気持ちがいい!
いやっほぉ〜い!

わーお!下り坂最高ぉぉぉ!!



ニィヤティヤガマ?



自然の洞穴「ガマ」。沖縄県には無数のガマ
がある。ガマと言うと太平洋戦争中に防空壕
の代わりになったものってイメージが強いが
元々は太古からの信仰の場所でもある様だ。

このガマは「千人ガマ」と呼ばれており、千
人の伊江島住民がこのガマに逃げ込み、米軍
から島の人を救った奇跡のガマで、非常に縁
起のいいガマとしても信仰を集めているとの
解説が書いてあった。




ガマに入っていく。誰もいない・・スピリチュ
アルだ。



砲弾の中、島の住民はここに逃げ込んだんだ
なぁ・・。平和な時代に生まれて良かった。




岩がガマを海上の米軍から隠していたから 逃け
込んだ島民は救われたわけだ。




独り手を合わせ神聖な気持ちになる。古の悲劇に
思いを馳せる・・・。鎮魂だ。

さて明るく行こう!再び自転車こぎこぎ・・・。




GIビーチ。夏は海水浴客で賑わうそうだが、
さすがに11月の末だったから人っ子一人いな
かったわ・・・。

伊江島に渡って来てから 余りに人に会わない
ので「伊江島には人が住んでいるのか?」
と錯覚してしまったよ。



この後、港を越えて東の方に行ってみた。でも
お店は開いてないし、お茶も出来ない。

更にお昼になったのに飲食店が開いていない。

今日は祝日だよ?観光客相手に店を開けるとか
ないの?



本部に帰って昼ごはん食べるしかないなぁ。仕方
なく、お昼のフェリーで本島に引き返す。伊江島
に来る季節間違えちゃったなぁ・・・。

約3時間の滞在時間。後で地図を調べたら20km
の”ママチャリサイクリング”だった。足がパン
パンだぜ~。

トライアスロンですか!?

※続けて2話目に入ります。長くなりますがお付き合い下さい。

さ〜て本部に戻って何を食べるかな?と思案す
るだいちゅけ。せっかくの本部だからなぁ。

本部と言えば沖縄そばのメッカで 名護から本部
に続く県道84号はまさに“沖縄そば街道”な
のだ。

一番人気の「山原そば」から「八重善」「きし
もと食堂」「よしこ」と名店が勢ぞろいなん
で、ここまで来たら沖縄そばを食べなきゃ
勿体ない。



ってことで・・・印舗店??なに?なに?

先日TVでやってたけど「ハンコ」と「印鑑」
の違いって知ってた?「ハンコ」は押すもの
で「印鑑」は押されているものなんだって。

しぃ〜らなかったな。

「石くびり」さん。まさに地元のお店って感じ
のお店だな。店内にはいると・・・

こてこての地元ぉぉぉ!

って香りが漂っている。よそ者を受け入れない
くらいの圧倒的な地元臭がするぞ。4人掛け
の席に「本部中学校」と入ったユニフォーム
姿の野球少年が 沖縄そば片手に漫画を読ん
でいるし・・・。



「千客万来」だ!地元の演歌歌手のポスターが
所狭しと貼られている。この威圧感の中で何を
食べろと言うんだ。



なぬー!!メニューは定食系中心だぞ?”うなぎ
丼”?”煮付け定食”も気になるぞ。時間は13:45
を指している。

伊江島20kmチャリンコをしたおかげで、足が
パンパンだ。お腹が空いたなぁ・・・。



”石くびりそば”だ。シンプルぅ!三枚肉とソー
キ肉のコラボでとっても美味しそう・・・。




ぐいーん♪

紅ショウガを入れると彩りが豊かになる。やっ
ぱりこの”色”だ。ずずず・・・ずずず・・・。
はぁ~美味い。ずずず・・・ずずず・・・。

いい出汁が出てるわ。ずずず・・・ずずず。



デカいソーキ肉だ。もぐもぐ・・・もぐもぐ。
骨まで食べちゃおうか?ずずず・・ずずず。
いやぁ~めっちゃ地元の空気一杯の店だよ
なぁ。

勿論観光客はだいちゅけだけだ。ずずず・・。
ずずず・・・。

すると突然お店に電話が入り、店員のおばちゃ
んが先程の中学生に声をかける。

「おばぁちゃんが迎えに来るって!」

うえー!めっちゃ地元感。そのうちにそのおば
あちゃんが 軽を乗り付け、中学生が読んでい
た漫画をしまってフツーに帰って行ったぞ。

うーん・・・地元の味だなぁ。

もうちょっと食べたいなと言うところで終了。

家に戻ってがっつり夕飯を食べよう。美味しかっ
たなと 600円をお支払い。

この「石くびり」さんは、おそばも勿論美味しい
けど、地元の空気を食べに来るとイイお店だ

本部市街まで来たので、折角だからいつもの海
洋博公園へ。

昼寝だ!昼寝!


170円を払って海洋文化館のプラネタリウムに
入って、180度近くまで倒れるリクライニング
シートに座り番組を待つ。

この日は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」とコラボ
した番組だが、実はこの番組5回目ぐらい観て
いるんだな。

しかし毎回爆睡してしまうので、一度も最初か
ら最後まで見たことがない(笑)。

ふぁぁぁ・・・よく寝た

30分の睡眠を取ったのでやたら元気になり、本部
から下の道で那覇に帰った。2時間ちょいかな?

前半戦はリサーチ不足もあって、どうなること
かと思った勤労感謝の日だったけど、この日も
沖縄を満喫したいい日になった。

<お店紹介>
「石くびり」
沖縄県国頭郡本部町東464-1
電話:0980-47-4769
営業時間 11:00~17:00
月曜定休

以上、2話分をくっつけて蔵出しの蔵出しをしまし
たので やたら長い話になりました。スンマセン。

ここ1カ月に渡りPlaybackネタと称して過去のネ
タをアップしておりましたが、休業要請も解除に
なりましたので、そろそろ「食べ歩き」ネタ中心
に日記を書いて行こうかと思います。

昨日の朝RBCの「朝チャン」を観ていたら、大学
時代にお世話になった神田神保町の居酒屋さんが
店じまいすると言う特集をやってました。

「逃げ恥」の撮影に使われたと言うことで、あの
ドラマの聖地なんですって。久々に店長の顔を見
ましたわ。大学生に優しい安価で美味しい店だっ
たんですけどね。

店長って66歳なんだぁ。あの頃だいちゅけ達を相
手していた頃は40歳位だったんですね。月日の流
れをホント感じました。「酔の助」さんありがと
うございました。

県内でも多くのお店が店じまいをされている様で
す。僕らが出来る事は またいつもの様に飲みに
行くことしかないんですかね。

STAY POSITIVE!!

だいちゅけの沖縄転勤生活

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